ぶらぶら楽しむ輪島朝市の歩き方

ご旅行で輪島朝市へのお立ち寄りをご検討されている方にとって不安なのは、季節やタイミングによって朝市の露店が少なかったら何を楽しもうかな?ということではないでしょうか?

ここでは、露店廻りやお土産の購入だけではない輪島朝市の楽しみ方をご紹介いたします。同時に撮影スポットもご紹介していますので、是非参考に輪島朝市を楽しんでいただければと思います。

朝市石碑前で記念撮影を

輪島朝市は1000年以上の歴史があると言われています。(詳しくは「朝市の歴史」をご一読ください。)そんな歴史ある朝市にきたらまずしておきたいのが、訪れた記念に旅行写真を撮ることではないでしょうか?そんな時は朝市石碑をバックに記念撮影をどうぞ。朝市石碑はマリンタウン側の入り口にございます。この石碑の場所は待ち合わせスポットとしても使えるし、観光客の方々の撮影スポットにもなっています!

地酒の試飲とお土産探し

朝市通りには酒屋が複数軒あり、地酒の試飲をしている店舗も多いので、お酒好きな方はお土産を探しながら日本酒を楽しんでいただくことができます。能登では冬の厳寒期に酒造りをします。この煙は酒米を蒸す煙です。

輪島朝市に唯一ある酒蔵、『日吉酒造』の冬の朝の光景

朝市から海が見える小路の散策 

朝市通りには7つの海側への小路があり、そのいくつかからは海が見えたり、少し脇道にそれると風情が溢れ、まるで輪島朝市で生活をしてきた人たちの息づかいを感じるようです。また小路にはそれぞれ「御仮屋小路」「田谷小路」「住吉小路」「市姫参道」「はんべや小路」「風呂屋小路」「馬出小路」と名前がついていて名前の由来などを考察しながら歩いてみるのもおすすめです。また海側の小路の反対側にも「室谷小路」「長楽小路」「下駄屋小路」「伊右エ門小路」「木下小路」など名前のついた小路があるので、歴史を感じながら散策をお楽しみください。 

輪島ならではのご当地マンホール 

輪島朝市に来たら、マンホールにも注目してほしい!輪島名物が描かれたマンホールが点在しているので探してみてください!この写真は御陣乗太鼓が描かれたマンホール。 

なお、御陣乗太鼓とは、輪島市名舟町に住む男性だけで400年間継承されてきた太鼓演技のことです。 御陣乗太鼓は、季節によって、キリコ会館で無料鑑賞できます。

おもしろ段駄羅(だんだら) 

段駄羅とは、五七五の短い詩です。五七五なら俳句じゃないかと思われることでしょう。 

段駄羅は少し違って、言葉が二重の構造になっていたりするのです。写真の段駄羅を例に解説すると、 

「朝市に真鯛、石鯛(また、いい時代)、きっと来る」 
というように、「まだい、いしだい」=「また、いいじだい」と二重構造でかかっているわけですね。昔は漆塗りの職人の間で大流行したという段駄羅。是非見つけていただき、輪島朝市の旅の記念にご自身でも作ってみてください。 

永井豪記念館 

輪島朝市通りにある「はんべや小路」の角に永井豪記念館があります。漫画家の永井豪さんは、輪島市出身。「デビルマン」「マジンガーZ」「キューティーハニー」などの作品が有名です。館内には、永井豪さんのヒストリーや1/9スケールのマジンガーZなども展示されています。 

【永井豪記念館】 

ホームページ

開館時間:8:30~17:00     ※最終入館16:30

休館日:年中無休(展示替え時を除く)  

重蔵神社(産屋)

マリンタウンの方向から輪島朝市通りに入りずっと歩くと、突き当りの右側に、重蔵神社産屋があります。輪島市には、年に一度の輪島大祭の日に、輪島の男神様と舳倉島の女神様が出会い、御子神様を身ごもり出産したという伝説があります。女神様が出産をしたとされる場所がこの産屋です。この産屋をお詣りすると、産まれてきた神様の強い生命力のお力を頂くことができるとされています。 

子宝・安産・子供成長祈願をしたい方は、是非お詣りしてみてくださいね!

【重蔵神社(産屋)】 

拝観時間:8:30~正午 

休館日:第2、4水曜日  

(現在は不定休。詳しい営業日につきましては、重蔵神社0768-22-0695にお問い合わせください。) 

輪島ドラマ記念館(まれ)

NHK連続テレビ小説「まれ」(2015年放送)の舞台になった輪島市。生き生きと夢を追いかけたヒロインに心打たれた方も多いはず。そんな「まれ」のロケセットなどが「まれ記念館」では楽しめます。作中でヒロインのバイト先だった「朝市食堂まいもん」のロケセットなどが設置されています。いろは橋のすぐそばにあり、「まれ」の大きなケーキのモニュメントが目印ですよ。

【輪島ドラマ記念館(まれ)】 

ホームページ

開館時間:8:00~15:00 

定休日:1月1日〜3日

【いろは橋】 

こちらも「まれ」の撮影で使われました。橋の上からは輪島港や美しい河原田川をみることができます。名前の由来は長さが48間(約87メートル)あったことから。平仮名の48文字になぞらえ「いろは橋」となったそう。輪島塗をイメージした赤い橋は町のシンボルでもあります。 

いかがでしたでしょうか?朝市通りの近くだけでも、このようにたくさん楽しめる場所がありますので、ご旅行にいらっしゃった際には、ごゆっくりお周りください。 

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